こんばんは。
来週から確定申告の受付が始まります!
先週のブログでも触れましたが、確定申告といえば医療費を沢山払った時の事を思い浮かべる人が多いかと思いますので、今回は医療費控除について触れたいと思います。
医療費控除とは1年間に10万円(*その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額)以上医療費を払った場合、その超えた金額に対し控除が受けられる制度です。
サラリーマンの人は年末調整で税金が確定している為、確定申告をして控除を受ければ税金が還付される事になります。
ここでよく間違われる点を2点ほど!
- まず一つに、よく10万を超えないと医療費控除が受けられないと思われがちですが、所得が低い人は10万円以下でも医療費控除が受けられます。
先ほど書いたように、その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額が医療費控除を受けられるラインになります。
例えば、給与の金額が年間240万の人は150万が所得となるので、7万5千以上医療費を払っていれば控除を受けることが出来ます。
- もう一つ、医療費控除では、自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費が対象となります。
扶養している家族でないとダメだと勘違いされる方も多いですが、そうではありません。
同居も条件ではないので、別居しているフリーターの息子の医療費を払ってあげた場合もOKです。
一人では10万を超えないと諦めていた方も、家族分の医療費を集めてみて集計してみてはいかがでしょうか!
最後に、医療費控除の上限は200万ですが、あまり1年間で200万を超える医療費を払っている人はいませんよね。
しかし、中には年配の方で200万を超える医療費を払っている人がいらっしゃいます。
多くの控除を受けられるのは良いのですが、医療費の領収書の集計は結構大変です(^^;