個人で商売を始める、法人登記をして会社を設立する。いずれの場合も、開業後の事業展開をスムーズに運ぶためには、準備が必要です。けれども、初めて個人で商売を始める方は、「何をしてよいのかわからない」とお困りのケースがほとんどではないでしょうか。まだ、事業を始めるか決めかねている段階でも結構です。どうぞ、お気軽にご相談ください。開業の基本的な手続や必要とされる決めごと、資金調達やシステムの整え方までしっかりサポートいたします。
開業が決まると、お客様は業務に忙殺されます。経理や財務など、後回しにしがちな業務を支えるのが私の仕事です。お金の動きは開業の前後から発生しますから、帳簿への記帳が必要となります。お客様には記帳の仕方をご指導しつつ、ご商売になるべく集中していただけるようにサポートいたします。
また、ご要望に応じて会計ソフトをご紹介します。
開業後、法人登記されたお客様は決算を、個人事業主のお客様は確定申告を1年以内に必ず迎えることになります。決算や申告の時期にあわてて帳簿を開くのではなく、開業後数カ月のタイミングで現状の損益をぜひ把握してください。預金通帳等での実際のお金の増減と、会計上の利益には違いがあります。例えば、回収できていない売上も会計上は利益になりますし、売れていない商品の在庫はお金が出て行ってますが、経費にはなりません。
また売上に対する利益率も、廃棄によるロス等の原因から、思い描いていた数字と食い違う場合があります。現実の損益や利益率は会計を行って初めて把握できます。帳簿の数字を知らずに初年度の決算を迎えてしまう方もいらっしゃいますが、初年度決算とは大切な商売の今後を占うもの。初年度決算や確定申告の数字を前もってお知らせするご提案は、おかげさまでたいへん好評をいただいております。